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株式ニュース 株ネタ 朝刊 9月3日
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増田足 チャート分析【 2009-9-3 増田足 概要朝刊】
『続落。朝安後、後場プラスに転じる場面もあったが息切れ。』
日経平均は66円安の10,214円で引けた。
米国株安や円高基調(1ドル=92円台前半)を嫌気して、朝方は先物や主力銘柄を中心に売り優勢で小安いスタートとなった。
昨日の大幅安の反動もあって、寄り付き後間もなく下げ渋る場面もあったが、1ドル=91円台(円高進行)に突入すると輸出関連の売りに拍車がかり指数を押し下げた。
10時半にはじまる中国・上海株の寄り前気配がプラスと伝わると急速に下げ幅を縮小させるなど、本日も為替と中国株に振り回された。
昼間のバスケット取引はやや買い優勢と伝わったことや(約201億円成立)、アジア株が堅調に推移していたことも投資家心理を改善させる要因となり、後場寄りは一転してプラス圏ではじまった。
1ドル=92円台へと円高に一服感が出たことも相場を後押ししたが、短期筋の買戻しが主体だったため、戻りの勢いは続かず間もなくマイナス圏に沈んだ。
その後は前場の終値(10,268円)付近での揉み合いとなり、手がかり材料不足もあって膠着感を強めた。
個別では円高で業績不安の増加した自動車・電機など輸出関連や米金融株安の連想でメガバンク・証券・保険が指数の下げを主導し、値下がり銘柄数は1214を数えた。
一方、食料品・情報通信といった内需の一角や、金価格の急騰を受けて非鉄が小幅に上昇した程度で値上がりは365銘柄にとどまった。
引けにかけても売りのエネルギーがやや勝り、上げと下げを日々繰り返す「鯨幕相場」は14日間で終わり続落となった。
出来高は17億5000万株、売買代金は1兆2000億円と低調。
指数の日足は、両指数そろって3日足ブルー、明日の先読みもブルーで目先「下げ」と出ており、3日足が25日足をデッドクロスし(上昇の崩れCパターン)、25日足ブルーも目前となった。
上欄6色分布図(市場のセンチメント)でも、上昇波動の銘柄数や増田レシオは昨日に引き続き悪化しており、いよいよ正念場を迎えた。
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