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株式ニュース 株ネタ 夕刊 8月27日 水曜日
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増田足 チャート分析ソフト【 2009-08-27 増田足 概要夕刊】
『大幅反落。中国の成長鈍化懸念や円高を嫌気。』
日経平均は166円安の10,473円で引けた。
米国株が小幅の上げにとどまったことや、昨日年初来高値をつけていた反動もあって、朝方は先物や主力銘柄を中心に売り優勢のスタートとなった。
「中国政府が産業の設備過剰問題の対策を強化する」と日経が報じていたことで、10時半からはじまる上海株の動向を見極めたいとのムードが広がり、その後もじりじりと下げ幅を拡大させていった。
為替は1ドル=93円台後半へと円高方向に動いていたことも投資家心理を冷やし、輸出関連を中心に昨日とは反対に幅広い業種に利益確定の売りが広がった。
昼間のバスケット取引は売りやや優勢と伝わったことや(約162億円成立)、注目の中国・上海株が軟調推移していたことを嫌気して、後場に入ると一段安の展開となり、日経平均は一時10,400円をつける場面もあった。
その後は値ごろ感からの買いや短期筋の買戻しもあり、下げ幅をやや縮小し10,400円台半ばでの上げ下げとなった。
個別では自動車・電機・精密など輸出関連が指数の下げを主導し、鉄鋼、石油、非鉄、海運など市況関連ほか、33業種中31業種がマイナスとほぼ全面安商状となり、値下がり銘柄数は1203を数えた。
一方、金融関連(その他金融・保険)や「リチウム電池」関連の一角が買われた程度で、値上がり銘柄は349にとどまった。
引けにかけては先物に仕掛け的な買いが入り10,500円台を回復したものの、現物株はそこまで届かなかった。
出来高は20億4000万株、売買代金は1兆4000億円と年初来高値を更新した昨日よりは膨らんだ。
指数の日足は、日経・TOPIXそろって先読みに反して3日足はブルーとなり、明日の先読みもブルー、影足ははらんで上値が重たくなり、上欄6色分布図(市場のセンチメント)も再び後退し、月末を控え不透明感は拭えない。
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