増田足 チャート分析【 2009-8-25 増田足 概要朝刊】
NYダウ 9,509 (+4)
ナスダック 2,017 (−3)
為替 94円55銭/ドル
CME 10,610
(大証比+60)
原油(WTI) 74.37 (+0.48)
『週明けの米国株式はNYダウが小幅に続伸し、ナスダックは小反落して引けた。』
朝方は先週末の上昇の勢いに乗って買いが先行したものの、更に買い進むだけの材料も無かったことから、次第に利食いに押される展開となった。
大型優良株は高安まちまちで、石油株やバイオが小高く、一方、銀行、輸送、産金株や半導体関連が小安い。
シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は、10,610円ときのうの大証より60円高く、ADR(米国上場の日本株)は総じて小安く終わっている。
為替は、1ドル=94円台半ばで推移している。
東京は揉み合いの展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1340万株、買いが2410万株で、1070万株の買い越しになっている。)
米国株やCME、ADRは高安まちまちとなり、これといった強調材料もないことから、朝方はきのうの終値近辺で始まり、その後も一進一退の相場が続くと思われる。
きのうの急反発への反動から主力株は手掛けづらく、物色の対象はディフェンシブ関連や個別材料株が中心と見られる。
また、本日は8月の最終売買日に当たることから、今月決算期を迎える小売りの一角に配当取りを狙った買いも入るか。
一方、選挙前という要因から、市場参加者は引き続き少ないと見られ、本日も薄商いの中、先物次第の相場つきが考えられる。
指数の日足はオールピンク・先読みピンクと基調は強いものの、上欄の6色分布図はさほどの改善を示しておらず、また、今週は調整含みと見て(=先週末での週足の先読みはブルー)、ここは買いポジションを積み増す状況ではないと判断される。
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