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株式ニュース 株ネタ 朝刊 7月1日
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増田足 チャート分析【 2009-07-01 】
*8時50分に発表された6月の日銀短観(大企業・製造業DI)は「−48」と、市場予想「−43」を若干下回った。
*シンガポールで取引されている日経平均先物は、8時45分現在、9,885円近辺で取引されている。
NYダウ 8,447
(−82) ナスダック 1,835 (−9) 為替 96円35銭/ドル CME 9,945 (大証比+15)
原油(WTI) 69.89 (−1.60)
『米国株式はNYダウ、ナスダックそろって反落して引けた。』
この日に発表された米国消費者の動向を示す経済指標が振るわなかったことから、今後の景気回復が遅れるとの懸念が広がり、いったん手仕舞う動きが強まった。
また、きのうと一転、原油の反落からエネルギー関連株も売られ、指数の重石になった。
大型優良株は総じて小安く、資源・エネルギー株のほか、銀行、通信もさえない。
シカゴで取引されている日経平均先物(9月物)は、9,945円ときのうの大証より15円高く、ADR(米国上場の日本株)も全般に小安く終わっている。
為替は1ドル=96円台前半〜半ばへと連日円安気味に推移している。
東京は揉み合い・調整色の濃い展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1500万株、買いが1970万株で、470万株の買い越しに転じている。)
米国市場の反落、円安と今朝は好条件・悪条件が入り混じっていることから、朝方はきのうの終値近辺で始まり、その後も一進一退の展開が見込まれる。
今日の注目点は、寄り前に発表される6月・日銀短観(=大企業製造業業況判断指数)で、市場予想(−43)から余程悪くなければ、相場への影響は限定的か。
個別では、市況関連(鉱業・商社)などに短期筋の手仕舞いが見込まれるほか、米金融株のもたつきから国内金融株(証券・銀行・保険)もさえないと思われる。
一方、買いの対象として、ディフェンシブ色の強い内需セクターが注目される。
指数の日足は、日経平均・TOPIXそろってオールピンク・先読みピンクと目先持ち直しているものの、上欄の6色分布図の回復は意外に鈍く、目先、読みづらいことから、ここは引き続き「買い見送り」の場面と判断される。
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