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株式ニュース 株ネタ 夕刊 6月29日 月曜日
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増田足 チャート分析ソフト【 2009-06-29 】
『反落。前場は確りだったが、後場は一転売り優勢。』
日経平均は、94円安の9,783円で引けた。
米国株が高安まちまちだったことに加えて、
寄り前発表の5月鉱工業生産指数は前月に比べて+5.9%と上昇ながら市場予想を下回り、
売り買いともに手掛かりに乏しい状況で、朝方は先週末の終値付近でのスタートとなった。
その後は景気や企業業績の回復期待、更に6月末を控え、
機関投資家によるお化粧(ドレッシング)買いへの思惑などから、
やや買い優勢の展開となった。
内需関連は総じて確りだったのに対し、
商品市況の下落を受けて石油エネルギー関連の下げが目立った。
昼間のバスケット取引はやや売り決め優勢と伝わり(約352億円成立)、
アジア株が全般精彩を欠いていたこともあって、
後場に入ると9,900円台前半での揉み合いと膠着感が強まった。
先週末に増資を発表した大和証券Gが朝方から急落していたなか、
「みずほFGが今週中にも最大6000億円の増資手続きを開始する見通し」
と報じられたことで一気に市場心理を冷やし、相場全体が売り優勢の展開となった。
ここ短期資金の物色の矛先となっていた環境関連や、
増資に関する思惑で銀行・証券の一角が大きく値を崩したほか、
海運・鉄鋼・石油・鉱業など市況関連も安く、値下がり銘柄数は1064を数えた。
一方、パルプ紙や小売、食料品など内需の一角が小確りで、値上がりは528だった。
14時半に9,748円安値を付けた後、引けにかけては、買い戻しや押し目買いが入り、
やや下げ幅を縮小させた。
出来高は22億3000万株、売買代金は1兆5000億円とやや縮小気味。
ここで指数の日足を見ると、両指数ともにまだオールピンクだが、
3日足ははらんで明日の先読みがブルーに変わった。
上欄6色分布図では、先週後半の戻りのエネルギーも残って、
上昇波動の数や増田レシオはやや改善してきているものの、
まだ積極的に買う場面ではないと考える。
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