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増田足 チャート分析ソフト【 2010-5-27 増田足 概要夕刊】 『続伸。ユーロ安・円高一服で見直し買い。』 日経平均は117円高の9,639円で引けた。 1万ドルの大台割れとなった米国株安やユーロ安・円高を嫌気して、寄り付きは先物や輸出関連を中心に売り優勢のスタートとなった。 ただ、寄り前発表の4月の貿易統計で堅調な輸出の伸びが確認されたことや、次第にユーロ安・円高も一服となったため、ひとまず買戻しが入り、下げ幅を縮小させる展開となった。 前場は輸出関連が弱含みで推移した一方、原油価格高を受けて商社など資源関連が相場を下支えした。 安寄りして始まったアジア株が、その後プラスに転じていたことから、後場寄り前の注文は買い優勢となり、東京も一転前日比で30円ほど高くスタートした。 1ユーロ=110円台半ばへと円安方向に動いていたことから、前場は全体相場の足を引っ張っていた輸出関連もプラスに転じる銘柄が増え、上げ幅を徐々に広げていった。 その後は時折、戻り売り圧力を強める場面も見られたが、売り込むまでの流れにはならず、堅調推移を続けた。 個別では、商社・海運・鉄鋼など景気敏感株の戻りが目立ったほか、自動車や精密機器など輸出関連も持ち直し、値上がりは953銘柄。 一方、電気ガス・医薬品・水産など内需関連が総じて弱く、値下がりは607銘柄だった。 引けにかけても買戻しや見直し買いが継続し、本日の高値圏で大引けを迎えた。 出来高は23億9000万株、売買代金は1兆6000億円で、きのうに比べ減少気味。 指数の日足は、両指数ともにオールブルーながら、明日の先読みはピンクと、目先は下げ止まりの形になっている
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