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増田足 チャート分析ソフト【 2010-5-26 増田足 概要夕刊】 『小反発。外部環境の不透明さから戻りは鈍い。』 日経平均は62円高の9,522円で引けた。(TOPIXはほぼ変わらずの859ポイント) 今朝の米国市場が急速に下げ渋り、加えて、CME高・円高一服と今朝は相場環境が持ち直していたことから、朝方は幅広く買いが集まり9,600円台を回復した。 ただ、欧州・朝鮮半島など、海外情勢の見通しの悪さから買いの勢いは弱く、買い戻し一巡後は戻り売りで値を消す展開が続いた。 為替が円高気味に切り返したことも市場心理を冷やし、前引けにかけて9,500円を下回る場面もあった。 後場に入ると、アジア株の上昇を追い風に再び戻りを試したものの、13時を過ぎる頃には失速気味となった。 ここまで下げのきつかった海運・商社や非鉄の一角など、市況関連が自律的に切り返し、精密・水産農林、メガバンク株も確りで、値上がり銘柄数は541。 一方、石油・鉱業が安く、紙パルプ・ガラスといった素材もさえない展開で、値下がり数は1016と、値上がり数を大幅に上回った。 後場中頃からは、今夕以降の海外市場を見極めたいとする向きが強まり、中途半端な戻りに終わった。 出来高は26億3000万株、売買代金は1兆9000億円と大幅に増えている。 指数の日足は、日経平均・TOPIXそろってオールブルー・先読みブルーと依然弱く、両指数とも弱々しい「はらみ」にとどまった。 また、右欄の6色分布図を見ても、両指数ともに増田レシオは大きく減っており、市場センチメントはあいかわらず悪化途上にある
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