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増田足 チャート分析ソフト【 2010-5-25 増田足 概要夕刊】 『大幅安で年初来安値を更新。引き続き外部要因(欧州・アジア)に振り回される。』 日経平均は298円安の9,459円で引けた。 欧州不安の再燃による今朝の米株反落・CME安・円高を嫌気して、朝方は全般に売り優勢で始まった。 特にユーロ安の影響から輸出関連が売られ(110円台)、メガバンクも軟調なものが目立った。 また、買い手不在のなか、相場環境の悪さに付け込んだ先物への仕掛け売りが度々出て、前引けにかけて9,500円台前半まで下げ幅を広げた。 昼間のバスケット取引は買い決め優勢と伝わった効果はなく(330億円成立)、アジア株安や朝鮮半島の緊張を囃した売り方の攻勢で、後場は一段安で始まった。 9,450円付近まで下げた後は多少下げ渋ったものの、9,500円処では戻り売りが出て、後場中頃から再び下値慕いで推移した。 投機マネー縮小への思惑から市況関連(海運・鉄鋼・非鉄・鉱業・商社等)が軒並み売られ、電機・精密の下げもきつく、値下がり銘柄数は1373と全面安で31業種がマイナス。 一方、電力ガスが資金逃避的に買われたほか、材料株の一角が物色され、値上がり数は239。 引け間際には今日の安値をつけるなど(9,432円)、最後まで地合いは悪かった。 出来高は23億5000万株、売買代金は1兆5000億円とやや増えている。 指数の日足は日経平均・TOPIXともにオールブルー・先読みブルーと依然弱く、日経の波動は「下降(E)」へ崩れてきた
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