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増田足 チャート分析ソフト【 2010-5-21 増田足 概要夕刊】 『続落。一時10,000円の大台割れ。』 日経平均は156円安の10,030円で引けた。 政策対応への足並が揃わず、欧州の財政問題が長引くとの思惑から、欧米株式が下落していたため、東京も寄り付きから売り優勢のスタートとなった。 寄り前発表の1-3月期GDP(実質国内総生産)速報値は年率換算で4.9%増とおおよそ予想の範囲内だったため相場への影響は見られなかった。 1ユーロ=113円台半ばへとひとまず円高が一服し、輸出関連への積極的な売りは控えられ、全体下げ幅を縮小させる場面もあった。 昼間のバスケット取引は、やや買い決め優勢(182億円成立)と伝わったが、後場に入っても緩やかながら、下値を切り下げる展開となった。 小高く推移していた中国上海株が下げに転じたことや、韓国哨戒艦沈没事件に北朝鮮の関与が改めて断定されたことも投資家心理の重石だった。 14時過ぎから円がドルやユーロに対して買い進まれたため(円高)、これを嫌気して日経平均はおよそ3ヶ月半ぶりに10,000円を割り込む場面もあった。 個別では円高を嫌気して電機・自動車や、年初来安値を更新した野村HDのほかメガバンクなどが指数の下げを主導。ほかにも幅広い業種銘柄が売られ、値下がりは1185銘柄にのぼった。 一方、好決算を発表した保険や、電気・ガス、小売の一角などが買われたものの、値上がりは393銘柄に留まった。 引けにかけては目先筋の買戻しで多少下げ幅を縮めたが、10,000円を回復させるのが精一杯だった。 出来高は20億5000万株、売買代金は1兆5000億円で、5月に入って最低水準。 指数の日足は、両指数そろってオールブルー、明日の先読みもブルーと、依然基調は弱い。また、日経の週足で(中間足ではあるが)13週足がブルーに転換
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