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増田足 チャート分析ソフト【 2010-5-18 増田足 概要夕刊】 『小戻し。終日、ユーロの動向や海外市場への見極めムードが強い。』 日経平均は6円高の10,241円で引けた。(TOPIXは7ポイント安の913ポイント) 週明けの米国市場は小幅ながら切り返し、CME・ADR高、円高一服と今朝の地合いは多少持ち直していたことから、朝方は買い戻し先行で10,300円台に乗せた。 好材料の出た値嵩株をはじめ(サムスンによる今期2兆円設備投資)、輸出株全般に堅調が目立った。 ただ、ユーロが円高気味に振れた影響もあって、買い戻し以外に買いは入らず、徐々に戻り売りに押された。 昼間のバスケット取引は買い決め優勢と伝わったものの(約500億円成立)、中国株安を嫌気して、後場寄りはさえなかった。 途中、先物への散発的な買い戻しは見られたが、戻り売り圧力はあいかわらず強かった。 後場中頃には先物への仕掛け売りでマイナス圏に沈み、一時、10,200円を下回った。 精密や紙パルプ・薬品・陸運が小確りで、値上がり銘柄数は424。 一方、海外商品安を受けて市況関連(鉱業・石油・海運)が安く、朝方強かった値嵩株も値を崩すものが多かった。金融セクターも押しなべて弱く、値下がり銘柄数は1152と、値上がり数を大幅に上回った。 引けにかけては、上海市場の下げ渋りの報をきっかけに、買い戻し主体で何とか切り返した。 出来高は23億1000万株、売買代金は1兆5000億円と大幅に減っている。 指数の日足を見ても、日経平均・TOPIXともにオールブルー・先読みブルーとあい変わらず弱く、特に日経の3日足は150日線を下抜けしつつある
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