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増田足 チャート分析ソフト【 2010-5-13 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 897 (+148) ナスダック 2, 425 (+50) 為替 93円20銭/ドル CME 10, 535 (大証比+165) 原油(WTI) 75.65 (−0.72) 『米国株式は反発。先週(誤発注騒動で)急落前の水準を回復。』 ユーロ圏の実質成長率が予想以上に良く、欧州不安もひとまず落ち着いたことや、米景気や企業業績の回復を好感して終日買い優勢だった。 大型優良株は全面高商状で、特にIBMの強気な業績見通しを受けコンピュータ・通信・半導体が相場を牽引したほか、金融、運輸、工業なども高かった。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は10,535円で、きのうの大証より165円高く、ADR(米国上場の日本株)もほぼ全面高だった。 為替は、1ドル=93円台前半へと、やや円安気味に動いている。 東京は買い戻し優勢で戻りを試す相場展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1910万株、買いが1960万株で、50万株の小幅買い越しに転じている。) 米国株やCME・ADRは揃って高く、為替も円安と今朝の相場環境は総じて良いことから、寄り付きは先物や主力株を中心に買い先行のスタートが予想される。 今朝の日経で上場企業の業績回復が一段と鮮明になってきていることを報じており、とりわけ電機・自動車の改善著しく輸出関連への見直し買いが見込まれるほか、幅広い業種に買いが想定される。 今日・明日ピークを迎える決算発表(取引時間中に大手ゼネコン)によって、株価は一喜一憂の可能性もあり、また、ミニSQを明日に控え、思惑的な売買も想定される。 14時発表の4月景気ウオッチャー調査で景気判断の境目となる「50」を3年ぶりに上回ると内需小売などを中心に、市場に買い安心感が広がるか。 指数の日足を見ると、両指数ともにトレンドを示す25日足がブルー(下降)のなか、3日足はピンクに転じたものの、先読みはブルーと目先の方向感がはっきりとしない。
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