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増田足 チャート分析ソフト【 2010-5-12 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 748 (−37) ナスダック 2, 375 (+1) 為替 92円70銭/ドル CME 10, 435 (大証比+35) 原油(WTI) 76.37 (−0.43) 『米国市場はNYダウが小反落し、ナスダックはほぼ変わらずで引けた。』 昨日の急反発に対する反動に加え、欧州財政不安が完全に払拭されていなことや、中国での金融引き締め観測が重石となって、上値の重い展開となった。 大型優良株は高安まちまちで、産金株が買われ、バイオ、輸送、銀行、保険も確り。一方、コンピュータ・半導体関連がさえなかった。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は10,435円ときのうの大証より35円高く、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまちとなっている。 為替は、1ドル=92円台後半、1ユーロ=119円台半ばへと円高に振れている。 東京は揉み合う展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1820万株、買いが1670万株で、150万株の小幅売り越しになっている。) 欧米株式市場の戻りは続かず、加えて、円高と、今朝の相場環境は良くないことから、朝方は昨日の終値付近で始まり、その後も一進一退の小動きが続くと想定される。 個別では、輸出関連(特に精密)に手仕舞いが予想されるほか、みずほFGによる増資観測も引き続き心理的な重石となって、金融セクターの動きも総じてさえないと見られる。 一方、今朝の日経1面(パナソニックによるクラウド・コンピューティング導入)を受けて、関連銘柄に動意付きが見られるか。 また、昨日のトヨタの決算も注目ポイントで(前期は黒字転換)、これをきっかけに市場心理の改善が見られるかどうか注視したい。
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