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増田足 チャート分析ソフト【 2010-5-6 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 868 (−58) ナスダック 2, 402 (−22) 為替 93円85銭/ドル CME 10, 660 (大証比−390) 原油(WTI) 79.97 (−2.77) 『米国株式は続落。欧州の財政信用不安くすぶり。』 一旦は落ち着きを取り戻したかに見えた欧州情勢だったが、ギリシャ国内の財政不安に端を発する暴動やポルトガル国債の格下げ観測などを嫌気して売り優勢の展開となった。 米企業業績や、米経済指標は総じて良い内容のものが多かったものの、相場への効果は限られた。 大型優良株は概ね安く、原油安を受け石油エネルギー株の下げが目立ったほか、半導体関連や金融関連も安いものが多かった。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は10,660円で、先週末の大証より390円安く、ADR(米国上場の日本株)も全面安。 為替は、1ドル=93円台後半で落ち着いているが、対ユーロでは1ユーロ=120円台前半へと大きく円高が進行している。 連休明けの東京は調整色の濃い相場展開(=大幅反落)が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り3250万株、買いが1480万株で、1770万株の大幅売り越しに転じている。) 米国株やCME・ADRは揃って安く、今朝の相場環境はいずれも悪いことから、寄り付きは先物や主力株を中心に売り先行のスタートが予想される。 対ユーロに対する円高の影響で、欧州への売り上げ比率の高い輸出関連への利益確定売りが想定されるほか、商品価格安で市況・エネルギ関連、また金融関連など幅広く手仕舞い売りが広がると見られる。 また朝方の売りが一巡した後も、今週は本日を含め2日間のみの立会いであること、週末の米雇用統計を見極めたいとの思惑や、欧州情勢の先行きも不透明なことから、積極的に買う動きにはなりにくい。 指数の日足を見ると、3日足や先読みはブルーで目先調整を示しており、今日の下げ幅次第ではトレンドを示す25日足もブルーに転換する可能性もある
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