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増田足 チャート分析ソフト【 2010-4-30 増田足 概要朝刊】 NYダウ 11,167 (+122) ナスダック 2,511 (+40) 為替 94円10銭/ドル CME 11,075 (大証比+135) 原油(WTI) 85.17 (+1.95) 『米国市場はNYダウ、ナスダックともに続伸して引けた。』 2日前はギリシャへの格下げを嫌気して急反落していたが、同国の再建に向けた協議が始まる見通しになったことや、米国における超低金利政策の維持が決まったことを手掛かりに(昨日の米FOMC)、買いが先行した。 大型優良銘柄は全般に高く、金融セクターやバイオ、コンピュータ・半導体関連の上げが目立っている。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は11,075円と一昨日の大証より135円高く、ADR(米国上場の日本株)も総じて高い。 為替は1ドル=94円台前半へと円安に振れている。 週末の東京は小戻しが想定される。(寄り前の外国人動向は、売り2220万株、買いが3370万株で、1150万株の大幅買い越しに転じている。) 欧州情勢(ギリシャ問題)がひとまず落ち着き、欧米株が連日戻していることや、CME・ADR高、円安・商品高と今朝の相場環境は改善していることから、朝方は先物などに買いが集まると思われる。 個別では、一昨日、下げのきつかった精密や市況関連を中心に買い戻しが入ると予想される。 ただ、海外情勢が依然不安定な上に、企業決算の前半のピーク・大型連休を控えて積極的に買いのポジションを取りづらく、いったん手仕舞う動きも想定され、戻りは限定的と見られる。 日経平均・TOPIXの日足を見ても、上昇トレンドの中で3日影足は「反転」し、両指数そろって先読みブルーと足元は「下げ(押し)」の読みとなっている。
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