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増田足 チャート分析ソフト【 2010-4-19 増田足 概要夕刊】 『大幅続落。3週間ぶりに11,000円を割り込んだ。』 日経平均は194円安の10,908円で引けた。 米金融大手ゴールドマン・サックスの証券詐欺に関する提訴を嫌気して、米国株やCME日経225先物が大幅に下落したため、週明け東京の寄り付きも全面売り先行のスタートとなった。 1ドル=91円台後半へと円高が進んだことも輸出関連をはじめ、相場全体の重石となり、10,900円台前半まで急落した(下げ幅150円超)。 売り一巡後も目立った買いは入らず、安値圏での一進一退となり、前引け段階で33業種すべてがマイナスに沈んだ。 昼間のバスケット取引は買いやや優勢と伝わったものの(410億円成立)、アジア株が軟調に推移していたことから、後場下げ幅をさらに広げ一時10,900円を割り込む場面もあった。 下値圏では値頃感から買戻しも入り下げ渋ったものの、終日、積極的に買う動きにはならなかった。 米金融株安の影響もあって、金融関連(銀行・証券・保険・その他金融)は軒並み安く、鉱業・商社など市況関連や、輸出関連(精密・自動車・電機)が指数を押し下げ、値下がりは1470銘柄を数えた。 一方、個別材料株が散発的に買われた程度に過ぎず、値上がりは僅か159銘柄に留まった。 引けにかけても下値圏での膠着状態が続き、揉み合い商状のまま取引を終えた。 出来高は20億2000万株、売買代金は1兆4000億円で、先週末に比べ減少傾向。 ここで指数の日足を見ると、トレンドは上昇を維持しつつも、3日足や明日の先読みはそろってブルーと、目先は調整を示している。
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