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増田足 チャート分析ソフト【 2010-4-16 増田足 概要夕刊】 『大幅反落。今晩の米株市場への警戒感から手仕舞いが先行。円高も重石。』 週末の東京は終日さえない展開で、日経平均は171円安の11,102円で引けた。 今朝の米国市場は小幅続伸で終わったものの、円高が重石となって(93円台前半)、寄りは全般に小安く始まり、そのまま下値を切り下げた。 早朝の米グーグルによるまずまずの決算を受け、目先材料出尽くしから米先物市場(GLOBEX)が小安く推移し、今晩の米国株安への懸念が強まった。 前場中頃を過ぎると、手仕舞いを急ぐ投資家が増え、前引けにかけて一気に下げ足を速めた。 また、中国などのアジア市場が総じて安かったことや、更なる円高も市場心理を冷やし(92円台後半)、後場に入ると11,100円も割り込んだ。 その後は値頃感からの買い戻しで、ようやく下げ一服となったが、戻りのい勢いは弱かった。 鉄鋼・ゴム・ガラス・化学といった素材株が安く、電機・精密など幅広く売られ、値下がり銘柄数は数えた。 一方、その他金融、不動産、電力ガスの一角が小高い程度で、値下がり数は1256とほぼ全面安で30業種がマイナス。 後場は11,100円を挟んでの膠着相場となり、動意薄のまま終わった。 出来高は22億2000万株、売買代金は1兆5000億円となっている。 指数の週足は、日経平均・TOPIXともにオールピンクながら先読みはブルーに変わり、3週影足もはらんで目先上値は重くなり、来週は揉み合い・調整含みか。 また、上欄の6色分布図(週足)を見ると、日経平均における「上昇波動」の数や増田レシオは減っているのに対して、TOPIX(東証1部全体)では逆に増えている。 先駆して上げていた225銘柄への利食いが進む一方、2番手・3番手銘柄への循環物色が進んだため、東証1部全体で見た市場センチメント(週足)は良くなったと考えられる
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