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増田足 チャート分析ソフト【 2010-4-15 増田足 概要夕刊】 『続伸。ただ、上値11,300円の壁で伸び悩み。』 日経平均は69円高の11,273円で引けた。 米主力企業の好決算ほか豊富な支援材料を受け、米国株が大幅続伸したことを好感して、寄り付きは主力株を中心に買い先行のスタートとなった。 買い一巡後は、前引け後に予定される中国の主要経済指標を見極めたいとのムードが広がり、上値は抑えられた。 それでも前場は景気先行きへの期待感から、市況関連や金融関連を始め、幅広い業種・銘柄に買いが広がった。 発表された中国GDPなど経済指標は概ね予想通りの良い内容で、昼間のバスケット取引もやや買い優勢と伝わり(529億円成立)、後場寄り後間もなく、前場の高値を上抜けする場面もあった。 ただ、中国の金融引き締めや人民元切り上げ観測から上海株が軟調推移し始めたため、東京も13時過ぎ頃より利益確定の売りが出て、上げ幅を縮小させた。 海運・鉄鋼・石油・非鉄など景気敏感、市況関連が強かったほか、不動産、銀行、電機などが指数を牽引し、値上がりは1057銘柄を数えた。 一方、空運のほかゴム、パルプ、自動車の一角が小安く、値下がりは4業種・457銘柄だった。 引けにかけては11,200円台半ばで売り買いが均衡、本日の安値近辺で揉み合い商状のまま取引を終えた。 出来高は23億6000万株、売買代金は1兆4000億円で、昨日とほぼ同水準。 指数の日足を見ると、日経・TOPIXそろって先読みに反して3日足はピンクに変り、明日の先読みもピンクと、目先上昇のエネルギーが戻ってきた。
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