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増田足 チャート分析ソフト【 2010-4-12 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10, 997(+70) ナスダック 2, 454(+17) 為替 93円20銭/ドル CME 11, 250(大証比+40) 原油(WTI) 84.92(−0.47) 『先週末の米国株式は続伸。NYダウは一昨年9月以来となる11,000ドルに一時乗せた。』 ギリシャ支援についての不透明感が払拭され欧州株が高かったことや、米経済指標(=2月卸売売上高)が11ヶ月連続で増加し、米景気や企業業績の回復への期待から終始買いが優勢だった。 大型優良株は総じて小高く、半導体、通信や、エネルギーなどが強かった一方、決算発表を前に投資判断を引き下げられた非鉄大手アルコアが大幅安で、素材セクターは指数の足を引っ張った。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は11,250円で、先週末の大証より40円高く、ADR(米国上場の日本株)も全般小高い。 為替は、ユーロ高・ドル安の影響で、1ドル=93円台前半へとやや円高気味に動いている。 週明けの東京は揉み合いの相場展開を想定。(寄り前の外国人動向は、売り2380万株、買いが1870万株で、510万株の売り越しになっている。) 米国株やCME・ADRは揃って小高く、今朝の相場環境はまずまず良いことから、寄り付きは先物主導でやや買い優勢のスタートが予想される。 内需関連や中小型の材料株に物色の矛先は向かうと考えられ、特に週末にはクラウドコンピューティング&スマートグリッド関連の投信設定が予定されており需給面で後押しとなりそう。 一方、先週末ミニSQを無事に通過したものの、輸出関連は円高で手掛けにくい。 また今週は、国内企業に先んじて米主力企業の四半期決算が本格化することや、米国に加え中国も注目の経済指標の発表が目白押しのため、これを見極めたいとの思惑から上値は重いと推察される。 ここで指数の日足を見ると、日経・TOPIXともに上昇トレンドの中、3日足や先読みはブルーで目先上昇のエネルギーは一服している。
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