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増田足 チャート分析ソフト【 2010-4-09 増田足 概要夕刊】 『小反発。主力の輸出関連株は一服も、小型株が確り。』 日経平均は36円高の11,204円で引けた。 米株反発やCME・ADR高を受けて、朝方は全般に小高く始まった。(寄りでのミニSQは難なく通過) 今朝の商品相場の下落にもかかわらず市況関連が意外に高く、一方、値がさ株は下げるものが目立った。 買い一巡後は積極的な買いも入らず、短期筋の利食いで下げに転じる場面もあり、昨日の終値を挟んだ揉み合いが続いた。 昼間のバスケット取引きは売り決め優勢と伝わったものの(約400億円成立)、相場への影響は小さく、後場に入っても小高く推移した。 ここ過熱感や週末の接近で買いは入りづらい一方、下値では押し目買いや買い戻しも入り、方向感に欠けた。 海運・鉄鋼や紙パルプが高く、小売り・通信・証券などの内需系も確り。また、低位材料株の一角も人気化して、値上がり銘柄は1065を数えた。 一方、石油・鉱業が小安く、電機・精密もさえず、値下がり数は473であった。 後場中頃を過ぎると、下値の堅さから買い戻しが先行して、今日の高値圏で終わった。 出来高は22億3000万株、売買代金は1兆8000億円と、ミニSQに伴う上積みもあって高水準。 指数の週足は、日経平均・TOPIXともにオールピンク・先読みピンクと基調は依然強いが、3週影足ははらんで目先上値は重くなった(日経は週間ベースで9週ぶりのマイナス)。 一方、上欄の6色分布図(週足)においては、両指数そろって「上昇波動」の数や増田レシオはさらに増えており、週足から見た市場センチメントは引き続き改善傾向にある。 来週は目先過熱感の台頭と先高期待の綱引きの週か。
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