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増田足 チャート分析ソフト【 2010-4-05 増田足 概要夕刊】 『3日続伸。連日、年初来高値を更新。』 日経平均は53円高の11,339円で引けた。 3月米雇用統計が大幅に改善したことや、1ドル=94円台半ばへと円安が進んだことを好感して、主力の輸出関連を中心に買い優勢のスタートとなった。 寄り付き直後に11,400円を上抜ける場面もあったが、買い一巡後は利益確定の売りが出て、やや上げ幅を縮小させた。 前場は企業収益の拡大期待から輸出関連が相場を主導し、内需の一角を除いては総じて小高く、全般小確りの展開となった。 昼間のバスケット取引はやや売り優勢と伝わり(164億円成立)、中国などアジア株市場も休場と、新たな買い手掛かり材料に乏しく、後場に入ると11,300円台前半で膠着感を強めた。 ただ、この11,300円台前半では、さらに売り込む動きにはならず、下値の堅さを示した。 電機・精密・機械(輸出関連)は終日堅調で、また、倉庫・不動産など内需関連の一角も買われ、値上がりは1109銘柄を数えた。 一方、指数寄与度の高いファーストリテーリング(3月既存店売上高の大幅減)が大幅安で足を引っ張ったほか、石油・鉱業といった資源関連が利食いに押され、値下がりは414銘柄だった。 引けにかけても、米3月雇用統計発表後(3連休明け)の米国株の動向を見極めたいと模様眺めムードが広がり、目立った動きはなかった。 出来高は18億4000万株、売買代金は1兆3000億円で、先週末に比べると大幅に減少した。 指数の日足を見ると、日経・TOPIXともにオールピンク・先読みもピンクと上昇のエネルギーは継続している。 上欄6色分布図でも、両指数そろって引き続き「上昇波動」の銘柄が9割を超え、市場のセンチメントは引き続き良好。
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