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増田足 チャート分析ソフト【 2010-4-01 増田足 概要朝刊】 NYダウ 10,856 (−51) ナスダック 2,397 (−12) 為替 93円40銭/ドル CME 11, 140(大証比+40) 原油(WTI) 83.76 (+1.69) 『米国株式は反落。昨年来の高値圏で利食い優勢も、下値は堅い。』 ADP(民間会社)の雇用調査が予想よりも悪かったため、今週末の雇用統計への警戒感から利益確定の売り優勢の展開となった。 大型優良株は総じて小安く、通信・半導体やバイオ関連をはじめ、幅広く小幅に売られた一方、商品市況高から石油・産金株など資源セクターが相場を支えた。 シカゴで取引されている日経平均先物(6月物)は11,140円で、きのうの大証より40円高く、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまちだった。 為替は、1ドル=93円台半ばで円安気味に推移している。 新年度相場入りの東京は揉み合いつつも小確りの相場展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1990万株、買いが2550万株で、560万株の買い越しに転じている。) 米国株は上昇一服となったが、円安を背景にCMEは確りだったことから、寄り付きは先物や主力株の一角を中心にやや買い優勢のスタートが予想される。 電機・精密・自動車など輸出関連に買いが見込まれるほか、資源・エネルギーなど市況関連も確りの展開が考えられる。 新年度スタートの本日は、高校の授業料無償化実施、コメ農家を対象の戸別所得補償制度、改正省エネ法施行、薬価改定、診療報酬改定などが予定されており、関連する銘柄が個別に買われるか。 また、「8750 第一生命」の新規上場日で、資金の流れに変化が起きるか注目される。 指数の日足を見ると、日経・TOPIXいずれもオールピンク・先読みもピンクと足元の基調は依然として強い。 上欄6色分布図でも、市場のセンチメントは好調を保ち、さらに増田レシオでは相場の過熱を示すまでには至っていないことから、買い方優勢の相場が続くと判断される。
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