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株式ニュース 株ネタ 朝刊 3月4日
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増田足 チャート分析【 2010-3-4 増田足 概要朝刊】
NYダウ 10,396 (−9) ナスダック 2,280 (変わらず) 為替
88円40銭/ドル CME 10,240(大証比+10) 原油(WTI) 80.87 (+1.19)
『米国株式は小幅反落。経済指標好感も終盤失速。』
およそ1ヶ月半ぶりの高値を付けていた反動もあって、引けにかけて利益確定の売りが優勢となった。
ギリシャ政府の追加緊縮財政措置や米経済指標(ADP雇用統計やISM非製造業景況感指数)は市場に安心感を与えたものの、相場への効果は続かなかった。
大型優良株は高安まちまちで、通信や石油エネルギー関連は確りだったが、ヘルスケアや金融関連の値動きは冴えなかった。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は10,240円で、きのうの大証より僅か10円高で、ADR(米国上場の日本株)は高安まちまち。
為替は、1ドル=88円台半ばへと、円高気味に動いている。
東京は小動き(=揉み合い)の相場展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1330万株、買いが1620万株で、290万株の買い越しに転じている。)
米国株やCME・ADRいずれも相場の方向性を明確に示すものはなく、寄り付きは昨日の終値付近でのスタートが予想される。
商品市況高を背景に資源エネルギー関連や、内需関連は比較的確りが想定されるが、再び88円台まで円高が進んでいるため輸出関連は手掛けづらいと思われる。
今朝エルピーダメモリが米半導体メーカーの携帯情報端末用メモリー事業を買収すると報じられ、半導体関連株の値動きが注目されるほか、引き続き個人による低位の材料株物色は続きそう。
ただ、ここ4日小幅ながら続伸の後だけに、目先利益確定の売りも出やすく、底値は堅いが上値も重い膠着感の強い相場となるか。
指数の日足を見ると、3日足や先読みはピンクで、トレンドを示す25日足も一旦ピンクとなる可能性が出てきた。
上欄6色分布図や増田レシオも、市場のセンチメントの改善が見られ、ひとまず低位材料株物色の流れにつく場面と考える
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