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株式ニュース 株ネタ 朝刊 3月2日
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増田足 チャート分析【 2010-3-2 増田足 概要朝刊】
NYダウ 10,403 (+78) ナスダック 2,273 (+35) 為替
89円15銭/ドル CME 10,230 (大証比+60) 原油(WTI) 78.70 (−0.96)
『週明けの米国市場はNYダウ・ナスダックそろって続伸。相次ぐM&Aを好感 。』
英保険大手が米保険大手AIG社(アジア部門)の買収を発表したほか、日本・アステラス製薬の米製薬に対する敵対的買収など、活発な企業活動を好感して、買い優勢の展開になった。
また、米個人消費支出(1月)が予想を上回ったことも相場の追い風になった。
大型優良株は全般に高く、資源・エネルギー株やバイオ、コンピュータ・半導体関連の上げが目立っている。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は10,230円ときのうの大証より60円高く、ADR(米国上場の日本株)は総じて小高い。
為替は、1ドル=89円台前半での値動きで、依然、円高気味に推移している。
東京は小確り(小幅続伸)展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1560万株、買いが1600万株で、40万株の小幅買い越しに転じている。)
米国株続伸、CME・ADR高と、今朝はまずまず好条件が揃ったことから、朝方は先物主導で続伸して始まると思われる。
個別では、米ハイテク株高に伴って値がさ株や電子部材関連の戻りが想定されるほか、アステラスによる米製薬買収を機に、業界再編への思惑から薬品株全体にも見直し買いが入るか。
また、日経朝刊で、ブラジルでの高速鉄道計画に関し、官民挙げての受注活動が報じられており、改めて「鉄道関連」株に注目が集まると見られる。
指数の日足は、中段での揉み合いから目先上向いており、上欄の6色分布図もやや持ち直す兆しが見られる。ただ、時期的な問題(3月期末接近)から、まだ本格的な買い出動の場面ではなく、低位材料株に的を絞った戦略が有効か。
一方、上欄6色分布図や増田レシオでは(市場のセンチメント)、上昇波動の銘柄数がTOPIXはやや増加、日経はやや減少とはっきりとせず、本日も様子見の場面と判断する
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