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増田足 チャート分析ソフト【 2010-3-29 増田足 概要夕刊】 『小幅に反落。配当落ち分は埋め切れず。』 日経平均は10円安の10,986円で引けた。(TOPIXはほぼ変らずの966ポイント) 先週末の米国株は高安まちまちですっきりとせず、また本日は、3月決算銘柄の配当落ち日だったことから、寄り付きは小安いスタートとなった。 ただ、下値では企業業績や景気の回復を期待した買いも入り、その後は緩やかに下げ渋る流れとなった。 前場中頃より1ドル=92円台後半へ円安が進み、主力の輸出関連を中心に相場を下支えした。 アジア株が総じて堅調に推移し、昼間のバスケット取引もやや買い決め優勢と伝わり(278億円成立)、後場寄りはさらに下げ幅を縮小させて始まった。 13時過ぎには、先週末の終値に急接近する場面もあるなど、上値をうかがう動きを見せた。 今週予定される日銀短観や米雇用統計など国内外の経済指標の改善見通しも、売り込みにくいムードを演出した。 配当利回りが高い、医薬品や電気・ガスのほか、水産農林、食料品など内需関連を中心に利食い先行で、893銘柄が小幅に値下りした。 一方、電機・精密・機械(輸出関連)が終日堅調で、その他金融・証券・メガバンク(金融関連)や海運・非鉄・鉄鋼(市況関連)が強く、値上がりは672銘柄だった。 引けにかけても底堅い動きを示したが、配当落ち分(およそ70円程度)を埋めるまでには至らなかった。 出来高は19億8000万株、売買代金は1兆2000億円で、先週末に比べるとやや細った。 指数の日足を見ると、日経・TOPIXともにオールピンク・先読みもピンクと上昇のエネルギーは継続している
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