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増田足 チャート分析ソフト【 2010-3-23 増田足 概要夕刊】 『小反落。円高進行(ギリシャ問題の燻り)を嫌気して、小口の売りが先行。』 日経平均は50円安の10,774円で引けた。 週明けの米国市場は切り返したものの、「ギリシャ財政問題」の再燃で円高リスクが改めて意識されたことから(早朝は一時、89円台)、朝方は全般に小安く始まった。 輸出関連株や市況関連は総じてさえない一方、薬品株や材料株の一角が買われ、下値は限られた。 三連休明けに加え、期末の接近で市場参加者の動きはあいかわらず鈍く、前場は10,800円付近での一進一退が続いた。 昼間のバスケット取引きは売り決め優勢と伝わった影響で(約450億円成立)、後場寄りは多少下げ幅を広げたが、値頃感からの買い戻しや押し目買いも入り、13時過ぎから持ち直した。 不動産が引き続きさえず、証券・情報通信といった内需系の業種や鉄鋼・石油も安く、値下がり銘柄数は871を数えた。 一方、その他金融が切り返したほか、日経朝刊1面(ビルゲイツと東芝による次世代原発開発)をきっかけに「原発関連」が動意づいて、値上がり数は649であった。 14時半を過ぎると、先物主導でやや下値を切り下げて終わった。 今日は一日を通して動意に薄く、出来高は17億1000万株、売買代金は1兆1000億円台と、前週末並みにとどまっている。 指数の日足を見ると、日経平均の3日足はブルーに変わったものの先読みはピンク、また、TOPIXはオールピンク・先読みもピンクと、指数の動きは依然底堅い。 また、上欄の6色分布図においても、「上昇波動」や増田レシオはほぼ横ばいか上向いており、市場センチメントは引き続き良化基調を維持している
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