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株式ニュース 株ネタ 夕刊 3月18日 木曜日
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増田足 チャート分析ソフト【 2010-3-18 増田足 概要夕刊】
『反落。後場、ギリシャの信用不安が再燃。』
日経平均は102円安の10,744円で引けた。
朝方は強調する材料もなく、寄り付きは前日の終値付近で落ち着いたスタートとなった。
ただ、朝方発表の法人企業景気予測調査で大企業の景況感の悪化が示され、投資家心理を後退させた。
ここ急ピッチな戻りに対する警戒感や、特にユーロに対して円が買われた(円高)ことも嫌気され、利益確定の売りが輸出関連に出て指数の重石となった。
それでも1月の戻り高値を意識した押し目買い意欲は強く、前場は小幅の下げに留まった。
昼間のバスケット取引はやや売り決め優勢と伝わり(389億円成立)、後場に入っても買い見送りムードから前日終値を30円程度下回る水準で膠着感を強めた。
14時頃よりギリシャの国家財政再建への不透明感が再び取り沙汰され、先物に大口の売りが断続的に出て、下げ幅を拡大させた。
日銀による超低金利政策の継続を背景に、ここ戻りを試していた不動産やその他金融の下げが目立ったほか、円高で電機・精密・自動車など輸出関連が売られ、値下がりは1006銘柄。
一方、医薬品、食料品、電気・ガスなどディフェンシブ性の高い内需関連の一角が確りで、値上がりは532銘柄だった。
引けにかけても先物主導で下値を試し、2週間ぶりに100円を超す下げとなった。
出来高は19億5000万株、売買代金は1兆2000億円と昨日並み。
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