増田足 チャート分析【 2010-2-3 増田足 概要朝刊】
*シンガポールで取引されている日経平均先物は、8時45分現在、10,435円近辺で取引されている。
NYダウ 10,296 (+111) ナスダック 2,190 (+18) 為替 90円40銭/ドル
CME 10,420 (大証比+50) 原油(WTI) 77.23 (+2.80)
『米国市場はNYダウ、ナスダックそろって続伸して引けた。』
米住宅動向に関する経済指標が前月より改善したことや、建設大手からの好決算を追い風に、引き続き買い戻し優勢の展開となった。
大型優良株は全般に高く、石油株が連日買われ、バイオ、通信、コンピュータ・半導体関連も確り。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は、10,420円ときのうの大証より50円高く、
ADR(米国上場の日本株)も小高いものが多い。
為替は、1ドル=90円台前半から半ばへとやや円高に振れている。
東京は揉み合いつつ小確りの展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1410万株、買いが2100万株で、690万株の買い越しとなっている。)
連日の米国株高・商品高を受けて、朝方はひとまず買い先行のスタートが想定される。
特に、ここ2日間、商品相場の戻りが際立っていることから、きのうに続いて市況関連(石油・非鉄・商社)などに買い戻しや見直し買いが集まると見られる。
ただ、このところの海外情勢の不透明さや(米金融規制改革法案)、これに伴う市場マインドの悪化から戻り売りも出て、上げ幅は限られると思われる。
また、企業決算への見極めの時期でもあり、需給環境は必ずしも良くない状況にある。
指数の日足は、両指数そろって先読みは「ピンク」で、目先、下げ止まり感は出てきたものの、上欄の6色分布図(市場のセンチメント)の動きも依然良くない。
相場環境は依然芳しくないことから、本日も様子見スタンス維持と考えられる
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