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株式ニュース 株ネタ 夕刊 2月25日 木曜日
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増田足 チャート分析ソフト【 2010-2-25 増田足 概要夕刊】
『3日続落。ギリシャ財政不安の再燃が相場を冷やす。』
日経平均は97円高の10,101円で引けた。
早期利上げ観測の後退を受け米国株が反発したことを好感し、寄り付きは先物や主力銘柄を中心に買い先行のスタートとなった。
ただ、ギリシャへの信用不安が再び取りざたされ、前場中頃に円高が急速に進行したことから(1ドル=89円台後半)、市場心理が悪化して、結局前引けはマイナスに沈んだ。
トヨタは米公聴会での社長証言を終え、ひとまず買い戻されたものの輸出関連は全般安く、昨日買われた材料株の一角も利食いに押され値を消すものが多かった。
昼休みの時間帯に、対ドル・対ユーロともに一段と円が高くなっていたため、後場に入ると収益悪化懸念から輸出関連は下げ幅を広げていった。
2月のミニSQ値(10,099円)どころまで下押した後は、さらに売り叩く流れにはならず、その後は10,100円を挟んで一進一退となった。
前場は高かったトヨタも下げに転じ、円高を嫌気して自動車・電機は軒並み安となったほか、鉱業・非鉄・海運など市況関連も総じて売られ、値下がりは729銘柄。
一方、倉庫・電気ガス・小売・陸運など内需関連の一角の値保ちは良く、値上がりは816と値下がり銘柄数を上回った。
引けにかけても目立った値動きはなく、安値圏で膠着感を強めたまま取引を終えた。
出来高は18億株、売買代金は1兆2000億円と昨日に比べ多少増えた。
指数の日足を見ると、トレンドを示す25日足に加え、3日足や明日の先読みもブルーで「目先下げ」となり、日経平均は1日で「上昇の崩れC」に逆戻りした
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