増田足 チャート分析ソフト【 2010-2-16 増田足 概要夕刊】
『小反発。材料難・海外休場が響いて、終日閑散相場。』
日経平均は21円安の10,034円で引けた。
米国休場で強調材料はなかったが、寄りは小口の買いで小高く始まり、そのまま膠着商状に入った。
きのうと同様、海外勢を中心に市場参加者は極端に少なく、前場は10,050円付近での一進一退となった。
また、中国・香港休場(春節休暇)で材料難も極まり、後場に入っても値動きに乏しかった。
積極的に仕掛ける向きもなく、散発的な売り買いに終始した。
全般に小動きのなか、石油・海運や陸運、輸送(自動車)が小確りで、値上がり銘柄数は756を数えた。
一方、その他金融(消費者金融株)が軒並み売られ、繊維・ゴムもさえず、値下がり数は714。
引けにかけては、瞬間的に売り仕掛けが入ったものの、大引けにかけて持ち直している。
一日を通しての値幅はわずか43円と動意薄で、出来高は14億1000万株、売買代金も8400億円と細り、開店休業状態。
指数の日足を見ると、日経平均・TOPIXともに引き続き下降・調整中で、中段での揉み合い商状とすっきりしない。
また、上欄の6色分布図を見ても、両指数そろって目立った改善はなく、市場センチメントは引き続き調整含み。
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