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株式ニュース 株ネタ 夕刊 12月01日 火曜日
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増田足 チャート分析ソフト【 2009-12-01 増田足 概要夕刊】
『大幅続伸。前場はジリ安も、後場から一変。日銀臨時会合開催で買い戻し加速。』
日経平均は226円高の9,572円で引けた。
週明けのCME(シカゴ日経先物)やADRが下げていた影響で、朝方は全般に売りが先行した。
昨日戻りの目立った金融セクターや輸出関連の一角に短期筋の手仕舞いや戻り売りが嵩み、前場はジリ安で推移した。
ドバイ情勢等への警戒感から、買い方の動きは思ったよりも鈍く、前場は終わった。
ところが、前引け後、日銀が14時から臨時の会合を開くと報じられたことから、為替は一気に円安に振れ(87円台半ば)、東証も後場から、一転買い戻し優勢の流れとなった。
13時過ぎに9,500円台を回復すると、ひとまず戻り一服となったが、買い戻しも継続して、高値圏で揉み合った。
その他金融・証券や不動産が高く、機械・市況関連や自動車・ハイテクも軒並み戻し、値上がり銘柄数は1420と全面高で31業種がプラス。
一方、海運や電力ガスが小安く、値下がり数は191であった。
引けにかけては買い戻しが一段と加速して、日経平均・TOPIXともに高値引けで終わっている。
出来高は27億4000万株、売買代金は1兆7000億円と一気に増えている。
指数の日足を見ると、日経平均・TOPIXともに3日足ピンク・先読みピンクで、3日影足も勢いがあり、目先戻りへの期待が広がってきた。
また、上欄の6色分布図においても、両指数そろって「上昇波動」の数や増田レシオは反転・上昇が鮮明で、ひとまず個別銘柄の戻りが続きそうな状況になってきた。
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