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株式ニュース 株ネタ 朝刊 11月24日
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増田足 チャート分析【 2009-11-24 増田足 概要朝刊】
*シンガポールで取引されている日経平均先物は、8時45分現在、9,545円近辺で取引されている。
NYダウ 10,450 (+132) ナスダック 2,176 (+30) 為替 89円銭/ドル
CME 9,550 (大証比+60) 原油(WTI) 77.56 (+0.09)
『週明けの米国市場はNYダウ・ナスダックともに反発して引けた。』
先週末にかけての3日続落による値頃感に加え、この日の米中古住宅販売件数(10月)の好内
容を受けて、押し目買いが先行した。
また、商品相場の上昇に伴う資源・エネルギー株高も、指数を押し上げた。
大型優良銘柄は総じて高く、銀行、通信、保険、コンピュータ・半導体関連の上げが目立っている。
シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は、9,550円と先週末の大証より60円高く、ADR(米国上場の日本株)も全般に小高い。
為替は、1ドル=88円台後半から89円台半での小動きとなっている。
週明けの東京はひとまず小戻しが想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1900万株、買いが1910万株で、10万株の小幅買い越しに転じている。)
この三連休、特にネガティブなニュースは出ず、加えて、米国株の反発・商品高・円高一服と今朝は好条件がそろったことから、寄りは先物主導で小高く始まると予想される。
個別では、市況関連(鉄鋼・非鉄・商社・海運)やハイテク株に買い戻しが入り、目先、下げ一服感が出てくると思われる。
また、今朝の日経で、日立による英国での鉄道大型受注報道もあり、これを機に「鉄道関連」銘柄への物色も出てくるか。
一方、現在の相場環境の悪さ(円高懸念・民主党経済政策の不透明・相次ぐ増資)に変化はないことから、全般に戻りの幅も限定的と見られる。
指数の日足は、両指数ともに依然弱く、上欄の6色分布図も調整色が著しいことから、引き続き「陰の極」を計りながら様子見と考えられる
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