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株式ニュース 株ネタ 朝刊 11月17日
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増田足 チャート分析【 2009-11-17 増田足 概要朝刊】
NYダウ 10,406 (+136) ナスダック 2,197 (+30) 為替 89円10銭/ドル
CME 9,865 (大証比+65) 原油(WTI) 78.90 (+2.55)
『週明けの米国市場は大幅続伸。NYダウ・ナスダックともに年初来高値を更新。』
バーナンキFRB議長がこの日の講演において、現在の低金利政策を今後も維持する姿勢を見せたことから、これを好感して幅広く買いが集まった。
また、原油など商品相場の上昇に伴う資源・エネルギー株の急伸も、指数を押し上げた。
この日は全面高商状で、石油・産金株や自動車、保険、銀行、バイオ、コンピュータ・半導体関連の上げが目立っている。
シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は、9,865円ときのうの大証より65円高く、ADR(米国上場の日本株)も総じて高い。
為替は、バーナンキ発言を機にドルが売られ、1ドル=89円台前半へと円高に振れている。
東京は小戻しの展開が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り2450万株、買いが3180万株で、730万株の買い越しに転じている。)
米国株の続伸、CME・ADRの上昇、商品相場の急伸と、今朝の相場環境は総じて良いことから、朝方は先物を中心に小高く始まると思われる。
今日は特に市況関連が相場を主導すると見られ、鉱業・鉄鋼・非鉄・商社や海運に買い戻しや見直し買いが想定される。
一方、円高進行(89円台前半)、あるいは大型ファイナンス(=需給悪化)への警戒感から、輸出関連株や金融セクターの戻りは鈍いと見られる。
ここで指数の日足を見ると、日経平均・TOPIXそろってオールブルー・先読みブルーと基調は弱く、上欄の6色分布図も両指数ともに調整色を強めていることから、ここは引き続き買い見送りの場面と考えられる
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