|
株式ニュース 株ネタ 朝刊 10月29日
|
増田足 チャート分析【 2009-10-29 増田足 概要朝刊】
*寄り前(8:50)に発表された9月の鉱工業生産指数(速報値)は、前月比+1.4%となっている(市場予想は同+1.0%前後)。
*シンガポールで取引されている日経平均先物は、8時45分現在、9,900円近辺で取引されている。
NYダウ 9,762
(−119)
ナスダック 2,059 (−56)
為替 90円80銭/ドル
CME 9,880 (大証比−200)
原油(WTI) 77.46 (−2.09)
『米国株式は大幅下落。CME日経平均先物も10,000円の大台割れ。』
原油など商品市況下落の影響や、9月の米新築住宅販売件数が予想に反して悪かったことから、景気に対する楽観的な見方が後退し売り優勢の展開となった。
株など「リスク資産から資金を引き揚げている」との警戒感もあり、終日ずるずると下値を切り下げた。
大型優良株は大幅安で、資源関連のほか、金融、半導体、運輸、工業など全面安商状となった。
シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は、9,880円ときのうの大証より200円安く、ADR(米国上場の日本株)も全般大幅下落している。
為替は、再び1ドル=90円台後半へと、急速に円高方向へ動いている。
東京は調整色の濃い相場展開(=続落)が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り2740万株、買いが2140万株で、600万株の売り越しとなっている。)
米国株、CME・ADRはいずれも安く、加えて為替は円高と今朝の相場環境はどれも良くないことから、寄り付きは先物や主力株を中心に売り先行のスタートが想定される。
商品市況安を受け資源関連や、円高を背景に輸出関連は手仕舞い売りが嵩むと思われ、引き続き金融セクターや内需ディフェンシブセクターも売り優勢か。
寄り前発表の9月鉱工業生産(予想 +1.0%)は、ここ6ヵ月連続で前月比プラスとなっているが、その上昇幅は鈍化傾向でプラス要因にはなりにくい。
物色の矛先は今日・明日に前半のヤマ場を迎える中間決算発表がらみの思惑的な売買に絞られそう。
指数の日足を見ると、日経・TOPIXそろってトレンドを示す25日足はブルーで、3日足や先読みもブルーと「下げ」を示している。
上欄の6色分布図でも、市場のセンチメントは再び悪化傾向であることから、本日の買いは控える場面と判断する
|
|
過去の株式ニュース |
|
|
勝率87%のチャート分析ソフト
↓↓↓
増田足ソフトで4次元を体験する
|
|
銘柄 テーマ別
|
|
|
|
|