|
株式ニュース 株ネタ 夕刊 10月29日 木曜日
|
増田足 チャート分析ソフト【 2009-10-29 増田足 概要夕刊】
『大幅続落、円高や米国株安の影響で日経平均は10,000円の大台割れ。』
日経平均は184円安の9,891円で引けた。
景気回復への懸念を背景とした米国株の大幅安を受け、寄り付きは先物を中心に全面売り先行のスタートとなり10,000円の大台をあっさり割り込んだ。
寄り前発表の9月鉱工業生産指数は(前月比+1.4%)、事前の予想よりも良かったが、これを好感する動きは見られず相場への効果は限られた。
輸出関連に加え、原油安を受けて資源関連などにも売りが嵩み、9,850円まで下値を切り下げたが、売り一巡後は押し目買いや、金融関連の一角に売り方の買戻しも入りやや下げ幅を縮小させた。
後場に入っても目立った手掛かり材料もなく安値圏(9,800円台後半)で膠着感を強めていった。
13時半に今期の営業利益予想を上方修正した新日鉄が上昇に転じたものの、相場全体への相乗効果は現れなかった。
商品市況下落の影響で鉱業・非鉄・商社など資源関連の下げが目立ったほか、円高(1ドル=90円台前半)を背景に自動車・精密・半導体関連が指数を押し下げ、また内需関連も総じて弱く、値下がり銘柄は1162を数えた。
一方、ここ連日売り込まれていた銀行・保険・証券など金融関連や空運が買い戻しで値を上げた程度で、値上がりは426銘柄に留まった。
引けにかけても膠着感を強めたまま大引けを迎え、日経平均は3週間ぶりに10,000円割れとなった。
出来高は26億4000万株、売買代金は1兆8000億円と売りの勢力で膨らんだ。
指数の日足は、日経・TOPIXそろって3日足ブルー、明日の先読みもブルーと「目先下げ」のエネルギーが続いており、日経では3日足が25日足や75日足を一気にデッドクロスして「下降のEパターン」になった。
上欄6色分布図でも、今日の急落の影響で、一段と個別株の波動(市場のセンチメント)の悪化が進んでいる。
|
|
過去の株式ニュース |
|
|
勝率87%のチャート分析ソフト
↓↓↓
増田足ソフトで4次元を体験する
|
|
銘柄 テーマ別
|
|
|
|
|