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株式ニュース 株ネタ 朝刊 10月28日
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増田足 チャート分析【 2009-10-28 増田足 概要朝刊】
*シンガポールで取引されている日経平均先物は、8時45分現在、10,175円近辺で取引されている。
NYダウ 9,882 (+15) ナスダック 2,116 (−25) 為替 91円85銭/ドル
CME 10,150 (大証比−100) 原油(WTI) 79.55 (+0.87)
『米国市場はNYダウが小反発し、ナスダックは大幅に続落して引けた。』
原油相場が切り返したことや、米住宅価格指数(8月)が予想ほど悪くなかったことを手掛かりに買いが先行したものの、戻り売りなどが出て上値は重かった。
また、消費者信頼感指数(10月)が悪かったことも市場心理を冷やし、ナスダックはややきつい下げとなった。
大型優良株は総じて小安く、金融、コンピュータ・半導体関連、通信、輸送や産金株が売られ、石油の一角が小高い。
シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は、10,150円ときのうの大証より100円安く、ADR(米国上場の日本株)は全般に小安い。
為替は、1ドル=91円台後半へとやや円高に振れている。
東京は、引き続き揉み合い・調整色の濃い相場つきが予想される。(寄り前の外国人動向は、売り2110万株、買いが1820万株で、290万株の小幅売り越しに転じている。)
ナスダックやCME・ADRが下げ、為替も円高気味に振れるなど、今朝の相場環境はさえないことから、朝方は先物主導で売りが先行すると思われる。
特に、米ハイテク株安の影響で、値がさ株や電子部材関連銘柄に手仕舞いが嵩み、指数の重石になると見られる。
また、原油を除き、今朝の商品相場も概して弱いことから、市況関連に戻り売りや短期筋の利食いが続くと思われる。
週末にかけて、中間決算発表は前半のヤマ場を迎えることや、ここ米国市場のもたつきから様子見ムードは強く、買い方の動きは鈍いと想定される。
指数の日足は、日経平均・TOPIXともに3日足・25日足ブルー、先読みもブルーと基調はさえず、上欄の6色分布図の改善も一服していることから、今日も様子見の一日と考えられる。
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