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株式ニュース 株ネタ 朝刊 10月26日
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増田足 チャート分析【 2009-10-26 増田足 概要朝刊】
*シンガポールで取引されている日経平均先物は、8時45分現在、10,255円近辺で取引されている。
NYダウ 9,972 (−109) ナスダック 2,154 (−10) 為替 92円10銭/ドル
CME 10,240 (大証比−50) 原油(WTI) 80.5 (−0.69)
『先週末の米国株式は反落。高値警戒感から利益確定の動き。』
前日大幅高で年初来の高値圏にあった反動や、原油など商品市況の下落の影響も受け、利益確定の売り優勢の展開となった。
9月米中古住宅販売件数は市場予想を上回り、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コムなどが発表した四半期決算は予想よりも良かったが相場全体への効果は限られた。
大型優良株は全般安く、資源エネルギー関連のほか、半導体、運輸、工業なども利益確定の売りで値を下げた。
シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は、10,240円と先週末の大証より50円安く、ADR(米国上場の日本株)も全般安い。
為替は、1ドル=92円台前半へと、急速に円安方向に動いている。
週明けの東京は揉み合い調整が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り1460万株、買いが1330万株で、130万株の売り越しに転じている。)
米国株、CME・ADRはいずれも安く、今朝の相場環境は総じて良くないことから、寄り付きは先物を中心に売り優勢のスタートが想定される。
商品市況安を受け資源関連はひとまず利益確定の売りが出やすいと思われ、引き続き金融セクターや内需ディフェンシブセクターも上値は重そう。
ただ、目先、円安基調(円売り・ドル買い)から、国際優良株をはじめとする輸出関連が指数を下支えし一方的な下げにはならないと思われる。
また今週は国内主力企業の決算発表が相次ぎ、概ね四半期ベースでは改善、通期予想を上方修正するというシナリオが期待されており、投資家マインドは上向きである一方、失望の決算内容となれば売りが集中する可能性も。
指数の日足を見ると、日経の25日足はピンクに変わったものの、3日足や先読みは両指数そろってブルーと目先「戻り一服」を示している。
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