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株式ニュース 株ネタ 朝刊 10月22日
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増田足 チャート分析【 2009-10-22 増田足 概要朝刊】
*シンガポールで取引されている日経平均先物は、8時45分現在、10,240円近辺で取引されている。
NYダウ 9,949 (−92)
ナスダック 2,150 (−12)
為替 90円70銭/ドル
CME 10,255 (大証比−75)
原油(WTI) 81.37 (+2.25)
『米国株式は続落。金融セクターが下げを主導した。』
米主要企業の決算発表が続く中、著名アナリストが米銀大手ウェルズ・ファーゴの投資判断を引き下げたことをきっかけに売り優勢の展開となった。
ヘッジファンド(ガリオン)の清算に絡み、保有株式を売却するとの観測も相場を押し下げる要因となった。
大型優良株は全般安く、銀行・保険のほか、運輸、不動産などが安かった一方、資源エネルギー関連は確りだった。
シカゴで取引されている日経平均先物(12月物)は、10,255円ときのうの大証より75円安く、ADR(米国上場の日本株)もほぼ全面安。
為替は、1ドル=90円台後半で推移している。
東京は揉み合い調整の相場が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り2340万株、買いが2360万株で、20万株の小幅買い越しになっている。)
米国株、CME・ADRはいずれも安く、今朝の相場環境は総じて良くないことから、寄り付きは先物や主力株を中心に売り先行のスタートが想定される。
米金融株安を背景に引き続き銀行・証券など金融関連は売りが出やすいと思われ、輸出関連や内需ディフェンシブセクターも値は重そう。
注目は、前場引け後に中国が発表する経済指標(7-9月GDP、9月小売売上高、9月鉱工業生産など)で、その内容次第では、中国関連銘柄に物色の矛先が向かうと考えられる。
また、原油をはじめ商品市況高を受け資源関連は確りか。
ここで指数の日足を見ると、日経・TOPIXともに、トレンドを示す25日足はブルーながら3日足や先読みはピンクで目先戻りのエネルギーを保っている。
上欄の6色分布図でも、半数近くの個別銘柄が上昇波動に移ってきており市場のセンチメントは改善しつつあるが、今朝の相場環境の悪さや企業決算を控えていることもあって、積極的な買いスタンスは慎む場面と考える。
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