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株式ニュース 株ネタ 夕刊 10月22日 木曜日
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増田足 チャート分析ソフト【 2009-10-22 増田足 概要夕刊】
『続落、米国株安や日本郵政の次期社長人事への不信から売り先行。』
日経平均は66円安の10,267円で引けた。
米国株安を受け、寄り付きは先物や主力株を中心に幅広く売り先行のスタートとなった。
日本郵政の次期社長に元大蔵次官を内定した与党の「脱官僚依存」姿勢に不信感が広がり、また日本航空の再建問題や債務返済猶予(モラトリアム)制度の行方を見極めたいとの思惑も働き、買い手控えムードからその後も下げ幅を拡大する展開となった。
金融関連の下げが目立ったほか、1ドル=91円台へと円安気味に推移していたにも拘らず、輸出関連も売られ、内需関連や市況関連の値動きも冴えず全面安商状となった。
前引け後に発表の中国経済指標(=7〜9月期GDP)は景気の回復傾向を示したものの、ほぼ予想の範囲内で材料出尽くし感を誘い、後場に入っても下げ幅を徐々に広げ10,200円を割り込んだ。
10,150円台まで売られた後、後場中頃よりは先物にまとまった買いが入ったことをきっかけに、主力株への押し目買いも見られ下げ渋った。
個別では、海運・空運や、銀行・証券など金融関連の下げが大きく指数の足を引っ張ったほか、鉱業・石油など資源関連も安く、値下がり銘柄は1020を数えた。
一方、後場途中までマイナス圏にあった電機・自動車など輸出関連が円安(1ドル=91円台半ば)を背景に値を戻し、値上がりは527銘柄となった。
引けにかけても為替をにらみながら(円安)、売り方の買戻しを巻き込んで戻りを試し、続落ながら本日の高値圏での大引けとなった。
出来高は20億4000万株で6日ぶりに20億株を上回ったが、売買代金は1兆3000億円と少ない。
指数の日足は、先読みの通り3日足はピンクを保ったが、明日の先読みは日経・TOPIXともにブルーで影足は「はらみ」の状態にある。
上欄6色分布図(市場のセンチメント)は、指数が続落しているのに対して個別株の波動は一層回復基調を保っていることがわかる。
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