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株式ニュース 株ネタ 夕刊 10月5日 水曜日
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増田足 チャート分析ソフト【 2009-10-5 増田足 概要夕刊】
『3日続落、2ヵ月半ぶりに9,700円割れ。』
日経平均は57円安の9,674円で引けた。
米国株は続落となる一方、東京は先週末2日間で約400円の大幅調整した反動もあって、朝方は売り買いが交錯して先週末の終値付近でのスタートとなった。
米景気の先行き不透明感から買い手控えムードの中、1ドル=89円台後半へと円高に一服感が出たことで目立った売りは出ず膠着感を強めていった。
目先買戻しの入ったノンバンクを始めとする金融関連の戻りが目立ったほか、9月の売上げ高が好調だったファーストリテイリングが指数を下支えした一方、朝方こそ小確りだった輸出関連は次第に失速していった。
昼間のバスケット取引は売り決めやや優勢と伝わったことや(約289億円成立)、この後予定されていた亀井金融相の講演で、債務返済猶予制度に関する厳しい発言を警戒して、後場に入ると徐々に売り優勢の流れに傾いてきた。
その後、先物に断続的な売りが出た影響や、信用の追証発生に伴う換金売りも下げ幅を広げる要因となり、後場中頃よりは9,700円を下回る水準での上げ下げとなった。
精密、機械が大きく値を崩したほか、鉱業・商社・石油(資源関連)やゴム・非鉄・鉄鋼・金属(市況関連)など幅広い業種に売りが広がり、値下がり銘柄は1053を数えた。
一方、証券・その他金融を中心に金融関連が終日確りだったほか、食品・小売など内需関連の一角が指数を支えたが、値上がり銘柄は518に留まった。
亀井金融相の講演では、金融機関に多少配慮ある内容の発言をしたと伝わったものの、相場への効果は見られず、本日安値圏での大引けとなった。
出来高は19億4000万株、売買代金は1兆2000億円と依然盛り上がらない。
指数の日足は、日経・TOPIXそろってオールブルー、明日の先読みもブルーで基調は弱く、上欄6色分布図(市場のセンチメント)でも波動の悪化が進行し、下降の入り口Dパターンや下降のEパターンが増えていることが判り、明日も調整含みの展開か。
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