増田足 チャート分析【 2010-1-20 増田足 概要朝刊】
*シンガポールで取引されている日経平均先物は、8時45分現在、10,845円近辺で取引されている。
NYダウ 10,725 (+116)
ナスダック 2,320 (+33) 為替 91円10銭/ドル CME 10,860(大証比+100)
原油(WTI)
79.02 (+1.02)
『三連休明けの米国市場はNYダウ・ナスダックそろって大幅反発。』
引け後に予定されているIBMの決算をはじめ、今後本格化する企業決算への期待から、押し目買い優勢の展開になった。
また、米医療保険制度の見直しに絡む思惑から医薬品が買われ指数を押し上げたほか、金融大手「シティ・グループ」の悪い決算の影響は限られた。
大型優良株は全般に高く、バイオを筆頭にコンピュータ・半導体関連、保険、通信、銀行、資源・エネルギー関連など幅広く買われている。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は、10,860円と昨日の大証より100高く、ADR(米国上場の日本株)も全面高商状。
*引け後に出たIBMの決算は好内容となり、今年(2010年)の業績見通しも上方修正している
東京は下げ一服・小反発が予想される。(寄り前の外国人動向は、売り2420万株、買いが1920万株で、500万株の売り越しに転じている。昨年12/21以来の売り越し)
休み明けの米国市場が大きく戻し、CME・ADR高、為替もやや円安と、今朝は好条件が揃ったことから、朝方は先物を中心に買い先行でスタートすると思われる。
円安・米ハイテク株の堅調から、値がさ株など主要輸出関連株への買い戻しが見込まれるほか、今朝の商品相場の上昇を手掛かりに、市況関連(鉱業・石油・鉄鋼・非鉄・商社)も物色されると思われる。
また、休み明け(キング牧師誕生日)に伴い、外国人投資家が再び参戦してくると思われ、需給環境も良く、終日、確りとした値動きが期待される。
指数の日足は上昇トレンドでの「押し」を示しているものの(3日足・先読みブルー)、市場センチメントは依然回復基調にあることから、そろそろ「押し目買い」のチャンス到来と判断される
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