増田足 チャート分析【 2010-1-06 増田足 概要朝刊】
*シンガポールで取引されている日経平均先物は、8時45分現在、10,735円近辺で取引されている。
NYダウ 10,572 (−12)
ナスダック 2,308 (ほぼ変わらず) 為替 91円70銭/ドル CME 10,755 (大証比+65)
原油(WTI) 81.77 (+0.26)
『米国市場は小動き。NYダウは小反落し、ナスダックはほぼ変わらずとなった。』
前日の大幅高への反動や、この日の米住宅指標が振るわなかった影響で、終日、小安く揉み合う展開になった。
ただ、自動車各社の販売回復も一部報じられ、売り込む動きはなかった。
大型優良株は高安まちまちで、産金株・石油株が連日高く、輸送、通信も確り。一方、保険、銀行、バイオが下げている。
シカゴで取引されている日経平均先物(3月物)は、10,755円と昨日の大証より65円高く、
ADR(米国上場の日本株)も全般に小高い。
為替は1ドル=91円台半ばへと円高気味に振れている。
東京は揉み合う展開が想定される。(寄り前の外国人動向は、売り1780万株、買いが2270万株で、490万株の買い越しとなっている。)
米国株が小動きにとどまり、CME・ADR高、ここ円安一服と、今朝はプラス材料・マイナス材料が入り混じっていることから、朝方はきのうの終値近辺で始まると予想される。
また、昨日の後場に突如出た三井住友FGによる公募増資観測の影響(需給不安)も残ると見られ、全般に様子見ムードが強く動意に乏しい展開が想定される。
個別では、連日の商品高を受けて、市況関連への押し目買いが見込まれる一方、為替の円高の影響から輸出関連は総じて冴えないと思われる。
指数の日足は、日経・TOPIXともに上向きのエネルギーは続いており、市場センチメントも改善傾向にあるものの、今日に関しては需給問題への見極めから様子見の一日と判断される。。
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